簿記⑥減価償却

【固定資産の購入・売却】
・固定資産の購入(月末払い、配送料負担)時
備品(資産▲) 100,000  |  未払金(負債▲) 100,000
|  現金(資産▼) 1,000
・固定資産の売却時(月末受け取り)
未収金(資産▲) 100,000  |  備品(資産▼) 100,000
・固定資産の売却時(利益発生時)
現金(資産▲) 110,000  |  備品(資産▼) 100,000
|  固定資産売却益(収益) 10,000
・固定資産の売却時(損失発生時)
現金(資産▲) 90,000  |  備品(資産▼) 100,000
固定資産売却損(費用) 10,000 |
【固定資産の減価償却(決算時の仕訳)】
「減価償却費」:価値の減少分だけ売上に貢献していると見なす費用
・¥3,000,000の車両の1年間の売上貢献度(価値減少分)を「直接法」で計上
減価償却費(費用▲) 540,000  |  車両(資産▼) 540,000
・¥3,000,000の車両の1年間の売上貢献度(価値減少分)を「間接法」で計上
減価償却費(費用▲) 540,000  |  減価償却累計額 540,000
定額法:固定資産の減価償却費の算出方法
※耐用年数の間、毎年定額分価値が減少すると見なす
{3,000,000(取得原価) - (3,000,000 × 10%(残存価額))} / 5(耐用年数)
= 2,700,000 / 5
= 540,000(減価償却費)
例(1):備品(取得原価:5,000円,減価償却累計額:1,800円,記帳方法:間接法)を3,000円で売却し、現金で受け取った場合の仕訳
減価償却累計額 1,800  |  備品(資産▼) 3,200
現金(資産▲) 3,000  |
固定資産売却損(費用▲) 200  |

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